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6月5日は「世界環境デー」

記事公開日:2022/06/05 最終更新日:2023/09/20
「世界環境デー」である6月5日にゼロカーボン板(本サイト)を開設しました。
そこで今回は、「世界環境デー」について、皆さまにご紹介させていただきたいと思います。また、いま私たちにできることについても考えてみましたので、ぜひご覧ください。


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1. 世界環境デーとは

皆さま、6月5日が「世界環境デー」と定められているのをご存知でしょうか。
(私は最近まで知りませんでした・・・)
「世界環境デー」は、1972年6月5日にストックホルム(スウェーデン)で開催された「国連人間環境会議」を記念して国連が定めたものであり、日本では「環境基本法」(平成5年)が「環境の日」を定めています。

国連が「世界環境デー」を制定した目的は、地球規模の環境や生態系の破壊・喪失を食い止め、世界の人々に環境保全・保護の重要性を認識させ、その啓発を図るためです。
また、世界環境デーでは、UNEP(国連環境開発計画)が記念式典を開催するホスト国を決め、テーマを発表しています。2022年のホスト国はスウェーデンであり、テーマは「かけがえのない地球(Only One Earth)」です。
このテーマは1974年と同様のテーマであり、今年は1972年の「国連人間環境会議」から50年目の節目の年にあたります。

毎年、テーマが異なっており、ここで過去のテーマと開催国をいくつかご紹介します。

2021年:「生態系の回復(Ecosystem recovery)」
ホスト国はパキスタンでした。本テーマの設定にあたり、UNEPは地球上のさまざまな生態系が破壊され、本来の役割を発揮できないことに警鐘を鳴らしています。また、経済面においても世界のGDP10%に相当する損害があると発表しています。(※1)

2019年:「大気汚染をなくそう(Beat Air Pollution)」
ホスト国は中国でした。世界で60億人超は健康に有害な汚染された空気を呼吸しているとされています。その1/3は未来を支える子どもたちであり、この重大な問題に焦点を当てることから大気汚染がテーマになりました。中国の電気自動車の普及台数は世界全体の半分を占めており、電気バスに至ってはなんと世界全体の99%の台数を占めています。また、中国では近年、グリーンエネルギー部門が拡大し、国内の大気汚染対策で指導力を発揮していることから、気候対策リーダーとしての役割が期待されました。(※2)

2018年:「プラスチック汚染をなくそう(Beat Plastic Pollution)」
ホスト国はインドでした。本テーマは、使い捨てプラスチックの過剰な生産や使用を減らすことを目的に掲げられました。UNEPによると、この10年間で生産されたプラスチックの量は20世紀全体の生産量を上回ります。使用されるプラスチックの50%は使い捨てで、プラスチックごみが全廃棄物の10%に相当するほか、年間あたり、世界で使用されるレジ袋は5000億枚、海に流れ込むプラスチックごみは800万トン以上になると言われています。(※3)

<出典>
※1 https://www.unep.org/news-and-stories/press-release/new-un-decade-ecosystem-restoration-offers-unparalleled-opportunity
※2 https://www.unep.org/news-and-stories/press-release/china-host-world-environment-day-2019-air-pollution
※3 https://www.unep.org/news-and-stories/press-release/india-host-world-environment-day-2018

2. いま、私たちにできること

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6月5日の世界環境デーを過ぎてしまいましたが、日本では、環境省により6月を環境月間と定めています。環境月間では、各地でイベントも開催されています。また、イベントに参加できなくても、一個人として環境を意識して生活することで、微力ですが環境に貢献できると思っています。
そこで、個人的に6月から3つの環境取り組み目標に取り組む決意をしました!結果は今後の記事にも記載しますので、お楽しみに!

1. エコラップを活用
プラスチック性の買物袋が有料となり、エコバックを活用されている方も多いと思います。私もエコバックは活用していますが、もう一歩踏み込んで、最近話題のエコラップを活用してプラスチックごみの削減に取り組みたいと思います。⇒使用してみた感想などは後日記事に記載させていただければと考えています。

2. リサイクルを推進
自宅の収納が少ないため、不要になったものはすぐに処分することが多い(特に子供の服やおもちゃ)のですが、捨てるのではなく、リサイクルを心掛けたいと思います。具体的には、リサイクルショップやフリマを積極的に活用していきます。⇒リサイクル品の販売結果を後日記事に記載させていただければと考えています。

3. 省エネを徹底する
電力会社の人間ですので、ある程度省エネの知識はありますし、すでに取り組んでいるものも多いです。しかしながら、これをきっかけに、今一度日常生活(仕事中も含めて)を見直し、省エネに取り組んで消費エネルギー量を削減したいと思います!

3.まとめ

「世界環境デー」について、簡単にご紹介させていただきましたが、恥ずかしながら私は最近まで「世界環境デー」の存在すら知りませんでした。しかしながら、私の個人的な見解ですが、環境への貢献度に関しては、「知らない≦知っている<<<実践している」だと思っています。つまり、重要なのは知っているかどうかではなく、実践していなければ環境問題の改善にはつながらないということです!
本記事を読んでいただけた方はすでに「世界環境デー」という存在は知っていただけたかと思いますが、「知っている」に留まらず、小さなことからでも環境に関する取り組みを始めてみてはいかがでしょうか。
私も上記で宣言した目標に向けて実践し、皆さまにご報告できるように頑張ります!

※本記事は作成者個人の意見や感想に基づき記載しています。
※この記事は2022年6月時点の情報に基づき作成しております。

この記事を書いたメンバー

荒木 誠也

荒木 誠也

岡山県出身で旅行とサウナが趣味。法人のお客さまに対する新サービスの開発・運営を担当。既存事業であるエネルギーやユーティリティサービスだけではない“ソリューション”をお客さまにお届けしています。本サイトでは、企業人としてだけでなく、一個人として脱炭素という課題に楽しく取り組んでいきたいと考えています。

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6月5日は「世界環境デー」

記事公開日:2022/06/05 最終更新日:2023/09/20

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