こんにちは。突然ですが、ここ数年、空前のバイクブームなのを皆さんはご存じでしょうか。
コロナが流行してから、密を避けた移動手段として見直された事、もしかしたら若い人(女性)も含めたブームになっているのは、某マンガ(カッコいい登場人物が懐かしの旧車に跨る・・、スーパーカブで・・)等の影響もあるかもですね。
とにかく、免許を取ろうと思っても教習所は予約待ち、バイクを買おうと思っても人気車種は1年以上待ちといった状況が続いているみたいです。
そんなブームにあやかって?なんと、私も免許を取りました!
そしてマイバイクを手に入れたのです!
バイクに乗ってどこ行くの・・??それはもちろん大自然を感じるECOツーリングでしょ!
風と匂いを全身に感じながら自然の中を走れば、車とはまた一味も二味も違う、格別な時間を堪能できるのです。
ECOツーリングって、、バイクってハイブリッドもないし、エンジン丸出しで走ってるし、、大気汚染の代表格では・・・?と、私も思っていたのですが、ノンノン、そんな事ないんです。実は大気環境改善に向けたバイクの排ガス規制もかなり厳しくなってきているのです。
直近では新型車で2020年12月~、継続生産車は2022年11月~新規規制が導入されまして、この規制は環境先進国の集まるヨーロッパにおける規制「EURO5(EURO自動車ガス排出基準5)」とも同水準の内容になっているみたいです。
その影響で、歴史のある人気モデル(特に空冷)が次々と姿を消していく(SR・・CB・・スポスタ・・)、往年のバイクファン・ユーザーの皆さんには厳しい状況になってはいますが、地球の未来のためには致し方ない!!
道交法の改正により、電動キックボードが「特定小型原動機付自転車」という新たな車両区分に位置付けられる(16歳以上であれば免許不要で、ヘルメットも任意、車道走行可)事も決まりましたので、2輪車の世界もスクーターなどの小排気量車両から徐々にEVシフトが進んでいくのでしょう。
実はすでにEVバイクってかなりのラインナップが出てきておりまして・・・というのはまた次の機会に。
さて、今回私がバイクで向かったのは、日本海の町・舞鶴。
とはいっても、主役は国道173号線!
大阪北部在住の私がこよなく愛する、大阪府池田市から京都府綾部市に至る総距離72kmの一般国道という名の「田舎道」。
山間部そして田園を走り抜けられる、至極!?の道なのです。
今日も全身で自然を感じながら走っていると、、田舎育ちの人にはお馴染みの、「あの風景」が目に飛び込んできました。
そうです「獣害防止フェンス」です。
正式名称が何かは不明なのですが、シカさんやイノシシさんが作物を食い荒らさないように、電気を流して撃退するアレです。
私もかなりの田舎育ちなので、よく見知った物なのですが、よくよく見てると、、
あれれ?、、再エネに進化してる!!
調べてみると、10Wの太陽光パネルと12Vバッテリーの組み合わせで昼夜連続はもちろん、雨の日続きでも2週間ぐらいは大丈夫な商品もある様子。
スゴイ!! 野生動物も再エネで対策する時代!!(シカさん、イノシシさん、ごめんなさい。せめて地球にはやさしくします。)
まさに再エネを活用した分散型電源の見本のようなシステムではないでしょうか!!
再エネの利活用を、小規模かつ身近から進めていく重要さを改めて感じました。
感動と同時に、乾電池を交換していた田舎のオジサンの姿が、少し懐かしく思い出されました。
最後に記念に一枚パシャリ。
何もない場所に停車して写真を撮っている私に、通りすがりのバイカーから「この辺、なんか有名な場所なんですか?何を撮ってるんですか?」と聞かれ、「いや~トトロの森に似てたから...」と焦って意味不明の発言を繰り出し、シーンという音を聞いてしまったのは余談です。
※本記事は作成者個人の意見や感想に基づき記載しています。
※この記事は2022年11月時点の情報に基づき作成しております。