1. HOME
  2. メディア
  3. 見たい!
  4. エコアクションを意識し始めた人 ~30代男性編~
見たい!

エコアクションを意識し始めた人 ~30代男性編~

記事公開日:2024/05/09

 

こんにちは。関西電力の井伊です。私は、兵庫県神戸市の三ノ宮駅近くにある神戸支社を拠点に、法人営業として電気、ガス、再エネ導入等提案活動を行っています。

 

私の勤務地がある神戸市では、神戸市地球温暖化防止実行計画にて、2030年度までに温室効果ガス排出量60%削減を目指すとされています。
また、その中で6つの重点施策として、「脱炭素ライフスタイルへの転換」が掲げられており、「脱炭素型ライフスタイルの選択肢をたとえ部分的であっても日々の暮らしに取り入れることで、カーボンフットプリント(以下CFP)※を減らすことができる。個人でできることは現時点で限りがあっても、少しずつでも脱炭素型の製品やサービスの需要が増えることで、企業の取り組みも進み、社会全体の脱炭素化につなげることができる。」とされています。

 

 

※カーボンフットプリント(CFP)とは?

商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して表示すること。
事業者のCO2排出量削減行動を見える化することで、サプライチェーンを構成する企業や消費者に対し、CO2排出削減行動の気づきを与え、協力、行動変容につながることが期待できます。

 

 

私たち法人営業は、法人のお客さまに対する脱炭素支援の活動をさせていただいておりますが支援だけでなく、神戸市で働く我々自身もライフスタイルの変革を通じて脱炭素へ貢献していかなくては。

ちなみに、令和5年度版環境・循環型社会・生物多様性白書(環境省)によると、日本のライフスタイルに起因する温室効果ガス排出量は約6割!
これは、我々も軽視できません。

 

出典:令和5年度版環境・循環型社会・生物多様性白書(環境省)
https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r05/html/hj23010302.html


思い立ったが吉日!ということで、まずは私(30代男性)の日常生活が脱炭素という観点でどうなのか検証していこうと思います。
一つ一つこの行動が脱炭素に寄与できるかを考えるのも立派なエコアクションということです。

 

起床

・隣で眠っている息子とともに起床。最近は暖かくなったので夜間に暖房はつけていません。(省エネ◎)

・窓を明け換気。恐らく室内の呼気CO2が屋外に放出されていますが、これは仕方がありません。人間の呼吸によるCO2排出は大規模な集団が密集している場所では、一定の影響を与える可能性はありますが、大気中のCO2濃度を大きく変化させるほどの規模ではありません。

 

出社準備

・廃棄ロスも重要な社会課題なのでサーキュラー・エコノミー(循環型経済)という観点でも、衣類はできる限り物持ちの良いモノを購入した方がいいですね。ただ、物持ちの良いモノは高価なものが多いので、お手頃商品を探索しなくてはなりません。

・靴は過去に買ったCFP商品であるオールバーズのスニーカーを履き出社します。素材も軽く履き心地もよいので、愛用しています。(本当はCFPとか知らずにデザイン性だけで購入してましたが、結果的に◎です)

ALLBIRD(靴)

出社・移動

・移動は徒歩と電車です。最近では、路線検索アプリでCO2排出量が少ないルートを表示する機能もありますね。経路比較だけでなく、自動車移動と比較してどの程度CO2排出量の削減に貢献できたかも表示されます。

・出張時も時間との闘いですが、可能な限り公共交通機関を利用することにします。

参考:yahoo路線情報のお知らせ 環境にやさしいルートを確認、検索したルートにCO2排出量を表示しました
https://blog-transit.yahoo.co.jp/info/20230215_co2.html

勤務中

・資料は必要以上に印刷しないようにしています。どうしてもの時はできる限り両面印刷、2in1で。(間違いないように設定しておきました)

・私の職場の会議はまだまだ対面は多いですが、ペーパーレス化は進んでいます。

・飲み物はペットボトルを買うことが多いですが、リサイクル用のボックスがあるので分別して処分
 できれば、水筒、マイボトルを準備してそもそもの使用を控えなくてはいけませんね!
・お客さまへの脱炭素支援の提案書作成。私から脱炭素は切っても切り離せない関係です。
・帰宅時はソコンやモニターのコンセントを抜くようにします。(忘れがちですが。)

 

帰宅後

・妻と最寄りのスーパーへ。最近はエコバックも習慣になってきました。ローカル商品コーナーで買うことで食品輸送のエネルギー消費を削減できそうです。
3歳の息子に脱炭素のレクチャー。環境教育も立派なエコアクションです。普段は一緒に遊んで!とせがむ息子もなぜかこの話をすると離れて一人で遊びだします。
・子供が寝ると晩酌タイム。ここは、神戸が誇る酒造メーカー、神戸酒心館の「エコゼロ」をいただくことにします。
 前々から気になっていたのですが、おいしいだけでなく、何か良いことをしたような気分になり一日の締めくくりは完璧です。

神戸酒心館

 

 

以上です。改めて見返すと日本には過去から省エネの文化があり、普段から省エネに寄与する行動はできていそうですし、皆さんも当たり前のように根付いている部分も多かったのではないでしょうか。

今後は、少しご紹介させていただいたCFP商品・サービスにいかに意識を向け、普段の生活に置き換えていけるかがポイントになりそうです。

 

今回私も調べてみると現在、様々な企業でCFP商品・サービスの開発・開示が進んでいます。皆さまも是非一緒に脱炭素的ライフスタイルの見直しを実践していきましょう!

 

※本記事は作成者個人の意見や感想に基づき記載しています。
※この記事は2024年5月時点の情報に基づき作成しております。


この記事を書いたメンバー

井伊 淳平

東京都出身。人材育成・採用業務を経て、法人営業業務に従事。法人顧客に対し電気、ガスのエネルギー供給に加え脱炭素ソリューションの提供を担う。趣味は読書。このメンバーが書いた記事を見る



この記事の情報

エコアクションを意識し始めた人 ~30代男性編~

記事公開日:2024/05/09

関西電力ロゴ

関西電力のサービス