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照明・空調・給湯のガチ10kWh節電対決 ~第2話照明編~

記事公開日:2023/09/22

~10kWh 節電対決のおさらい~

空調、給湯、照明の中でどれが一番節電に貢献しやすいのかが気になった新入社員の3人。

そこで、3人が空調、給湯、照明分野を各々選択し、誰が一番早く 10kWh の節電に到達で

きるかを勝負することに…!

 

さぁやってまいりました!

 

今年の夏は一段と焼けるような暑さですね…。

駅から会社へ行くだけでも額に汗が。余りの暑さに耐えきれずハンディファンをポチりました。

そんな暑いのが耐えられないから空調の節電を真っ先に避けて、気軽にできそうな照明での節電を選んだ浦川です。

 


照明節電生活いざ開始

前回の記事の宇野君の給湯節電生活と同じく、 2023 年 7 月 1 日から節電を開始しました!

具体的には、普段使用している自室を週ごとに使用しない時間を設定することで、照明の使用電力を減らすというものです。

普段の私は平日なら仕事から帰ってきてから3時間、土日は外出しなければ10時間くらい自室のプライベートな空間を満喫しております。

 

今回の節電のために、不使用時間の目標を設定しました!

7月の第一週(土曜のみ)は3h、第二週は平日土日ともに1h、

 

 

平日

土日

合計節電時間

第1週

3時間×1日=3時間

3時間

第2週

1時間×5日=5時間

1時間×2日=2時間

7時間

第3週

1時間×5日=5時間

3時間×2日=6時間

11時間

第4週

1時間×5日=5時間

3時間×2日=6時間

11時間

第5週

2時間×5日=10時間

10時間×2日=24時間

30時間

第6週

2時間×1日=2時間

10時間×1日=10時間

12時間

 

第一週では3h、第二週では7h、第三・四週では11h、第五週では30h、第六週では12h

 

こちらが節電チャレンジ結果です。

 

目標

結果

達成率

第1週

3時間

3時間

100%

第2週

7時間

7時間

100%

第3週

11時間

11時間

100%

第4週

11時間

11時間

100%

第5週

30時間

30時間

100%

第6週

12時間

12時間

100%

 

見事に、全ての週で達成率100%!節電チャレンジを完遂しました。

 

合計74時間分の節電です。

一般的な6畳用照明の消費電力を27.6Wとすると、27.6W×74時間=2kWhの節電となりました。

 



また、部屋の不使用に伴って、照明だけでなく、エアコンやテレビ、ゲーム機の消費電力も削減できるので実質的にはもう少し節電できていると思われます。

 

↑夜、電気を消してみると真っ暗。テレビの明かりでかろうじて視界がきく。

とは言え、一人の時間も欲しかったので暗闇の中でゴロゴロ過ごすことも…。

 

↑テレワーク時に利用するデスク

 

↑サブスクはイイ感じに視聴できました!目は確実に悪くなりますが。

 

節電生活を実践してみて、各週で生活の快適性が異なり、節電するのも中々大変だなという感想を持ちました。
私は実家暮らしなので、一人の時間やプライベートな空間を奪われてしまうのはキツかったですが、それも節電の取り組み度合いによると思いました。

 

例えば、第二週程度だとそれ程ストレスはありません。
いつもはゲームやスマホ操作をしていた時間が家族と過ごす時間に代わり、
普段見ないテレビ番組を雑談しながら見たりもできて割と楽しみながら取り組めました。

第三・四週の土日は3時間の不使用時間を設定したので、部屋を使わない時間に美容室に行ったり、地元の友達や彼女との予定のおかげで上手に充実した時間を過ごせたと思います。

 

ただ、第五週のように平日2時間、土日10時間まで目標を上げると大変です。平日では仕事から帰っていつも自分が楽しみにしているゲームやサブスク視聴が2時間も制限されるのはかなり苦痛でした…。土日に至っては、いつもは、食事以外は自室にほとんどいるので、ずっとリビングに居ると、

家族からなんでアンタ昨日も今日もずっとおんの?と煙たがられました。

外はうだるような暑さですが、家族はひんやりしていました。

 

 

結果としては、一か月で約2kWh削減できたものの、チャレンジ目標だった10kWhは遠く、途中リタイアという残念な形に。

 

このまま続けていれば10kWhを節電するためには約362時間照明を消さないといけません。自室の使用時間で言えば約6ヶ月に相当します。

半年も自室を使わず、ずっとリビングに家族といると考えると、、、、


ヒューマンドキュメンタリーとしてもう一本長編の記事が作れそうです・・・

 

(長すぎる。果てなき戦い。他の二人はどうだろうか。何故だろう、初めから負けていたような気がします・・・)

ということで、節電生活を送ってみてわかったことは、やりすぎは良くなく、結果、継続も難しいということで、自分の生活に合った節電の仕方が大切だと思いました。

節電する意識が高いことはいいことですが、節電のためにストレスを感じたり、体調を崩したりしてしまっては意味がありません。


また、照明による節電の限界も感じました。今では照明はLEDが主流で白熱電球に比べると消費電力が小さいので、照明の不使用による不便さや不快感に対して得られる節電効果が小さいなと実感しました。

しかし、節電することでそれまでの生活リズムに思わぬ変化や発見が生じるとも思いました。

節電するために外出する予定を入れたり、家族とリビングでサブスクを見たりと意外と一日の中身が充実すると思いました。

同時に今まではずっと一人であの部屋を使い続けていたのかと思うと、電気のムダ使いをしていたような気になり、電気を消費しているという実感が高まりました。

皆さんも脱炭素社会実現に向けて自分の出来る範囲の努力でトライしてみて下さい!!

 

 

 結果 

給湯 10kWh 節電結果:給湯編の記事へ Go!


照明 10kWh 節電結果:リタイア(このまま続けられたら 5 か月 27日間)


空調 10kWh 節電結果:9 月 29 日掲載予定

 

 次回9月29日(金)が最終回で、同期の伊関君による空調 10kWh 削減編と結果発表となりますので、次回楽しみにしていただける方は、是非ゼロカーボン板のお気に入り登録よろしくお願いします!

 

※この記事は2023年9月時点の情報に基づき作成しております。

※本記事は作成者個人の意見や感想に基づき記載しています。


この記事を書いたメンバー

浦川(正方形).jpg

浦川 翔

奈良県出身。趣味は筋トレ、アニメ・漫画、イラスト制作。小学生から大学まで柔道をしておりました。現在は本店の東京グループの一員としてお客さまへの省エネ提案業務のサポートや現場調査へ同行したりと、本当に毎日が勉強です!ゼロカーボン社会実現を目指して照明の節電生活を送らせていただきました!

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