7月も半分が終わり夏本番になってきました…2022年7月1日の大阪の気温はなんと38.4度...!自分が小学生のころの夏はこんなにも暑かったかなと2004年の大阪の気温を調べてみると、32.4度。
これも地球温暖化の表れでしょうか…
さて、小学生時代の夏といえばラジオ体操・プール・学校の宿題・・・自由研究がありましたね!
夏休みの終盤ぎりぎりになり自由研究に着手してテーマ探しに苦労した覚えがあります…(笑)
あのときは…と筆者の思い出話は置いておいて、本日はお子様の夏休み自由研究のテーマにぴったりな話題をお持ちしました!
ずばり!「ご家庭で排出されるCO2量でを炭酸水を作って飲んだら…!?」というものです!
環境省が出している、令和2年度家庭部門のCO2排出実態統計調査(確報値)によると、世帯あたりの年間CO2排出量はなんと2.88 tだそうです!
そのうち電気の使用に伴う排出は65.3%を占めます。家庭部門のCO2排出実態統計調査(確報値)には、下図のようなエネルギー種別のCO2排出量・構成比の他に、地方別や建て方別(戸建/集合)のエネルギー種別CO2排出量も掲載されています。ぜひみなさんもご覧ください!
「世帯あたりの年間CO2排出量が2.88 t!」と言われても一体どのくらいの量なのかイメージもつきません・・・
ということで、今回新入社員3名が家庭から30秒間に排出されるCO2量を含んだ炭酸水を作り、30秒を目標に飲み干すことでそのCO2排出量を体感する、という実験を行いました!
実験部分
用意したものは、純水500ml、それぞれ小さじ1杯の食用クエン酸と重曹。
それぞれを小さじ一杯分純水に溶かし、炭酸水を500ml作りました。
(参照:究建築研究室 Q-Labo._炭酸水の作り方(クエン酸+重曹))
(この炭酸水には理論上CO2が2.97g含まれていて、これは世帯が32.5秒間に排出するCO2量に相当します)
理科の実験を思い出してなんだか懐かしい気持ちに。
ということで30秒間に排出されるCO2を含んだ炭酸水500 mlを30秒で飲み切ることに挑戦
、、、んーっと、おいしくない。。。
頑張って飲もうとするものの、苦くて手が止まる。。。
けなげにがんばる新入社員。
飲み切るのに3分33秒かかってしまいました…!
味の問題でかなり時間がかかりましたが、おいしい炭酸水500 mlでも30秒で飲み切るのは難しいと思います
炭酸ガスでお腹は膨れ、この量を家庭では30秒ちょっとで排出しているのか…と身をもって体感しました!
今回は世帯あたり30秒間のCO2排出量で実験しましたが、年間排出量や事務所や工場からの排出量で考えてみると一体炭酸水を何本飲むことになるのでしょうか...?もはや苦行です・・・
今回の実験では、CO2排出量を意識する良い機会となりました!みなさんもお子さまの自由研究もかねて体感してみてください!
※くれぐれも体調にご無理のない程度で実験ください。
※本記事は作成者個人の意見や感想に基づき記載しています。
※感染症対策を十分考慮した上、撮影時のみマスクを外して撮影しています。
※この記事は2022年7月時点の情報に基づき作成しております。
これも地球温暖化の表れでしょうか…
さて、小学生時代の夏といえばラジオ体操・プール・学校の宿題・・・自由研究がありましたね!
夏休みの終盤ぎりぎりになり自由研究に着手してテーマ探しに苦労した覚えがあります…(笑)
あのときは…と筆者の思い出話は置いておいて、本日はお子様の夏休み自由研究のテーマにぴったりな話題をお持ちしました!
ずばり!「ご家庭で排出されるCO2量でを炭酸水を作って飲んだら…!?」というものです!
環境省が出している、令和2年度家庭部門のCO2排出実態統計調査(確報値)によると、世帯あたりの年間CO2排出量はなんと2.88 tだそうです!
そのうち電気の使用に伴う排出は65.3%を占めます。家庭部門のCO2排出実態統計調査(確報値)には、下図のようなエネルギー種別のCO2排出量・構成比の他に、地方別や建て方別(戸建/集合)のエネルギー種別CO2排出量も掲載されています。ぜひみなさんもご覧ください!
図 世帯当たり年間エネルギー種別CO2排出量・構成比(全国) (注)調査の対象期間は令和2年4月~令和3年3月の1年間 参照:環境省 家庭部門の CO2排出実態統計調査 結果の概要(確報値) |
「世帯あたりの年間CO2排出量が2.88 t!」と言われても一体どのくらいの量なのかイメージもつきません・・・
ということで、今回新入社員3名が家庭から30秒間に排出されるCO2量を含んだ炭酸水を作り、30秒を目標に飲み干すことでそのCO2排出量を体感する、という実験を行いました!
実験部分
用意したものは、純水500ml、それぞれ小さじ1杯の食用クエン酸と重曹。
左が重曹・右がクエン酸。炭酸飲料のペットボトルを用意しました。 |
それぞれを小さじ一杯分純水に溶かし、炭酸水を500ml作りました。
(参照:究建築研究室 Q-Labo._炭酸水の作り方(クエン酸+重曹))
(この炭酸水には理論上CO2が2.97g含まれていて、これは世帯が32.5秒間に排出するCO2量に相当します)
炭酸水を作る新入社員の藤川さん(写真左)と平野さん(写真右) |
理科の実験を思い出してなんだか懐かしい気持ちに。
ということで30秒間に排出されるCO2を含んだ炭酸水500 mlを30秒で飲み切ることに挑戦
頑張って炭酸水を飲んでいる新入社員の西川さん |
、、、んーっと、おいしくない。。。
頑張って飲もうとするものの、苦くて手が止まる。。。
けなげにがんばる新入社員。
ショックを隠し切れない新入社員の西川さん |
飲み切るのに3分33秒かかってしまいました…!
味の問題でかなり時間がかかりましたが、おいしい炭酸水500 mlでも30秒で飲み切るのは難しいと思います
炭酸ガスでお腹は膨れ、この量を家庭では30秒ちょっとで排出しているのか…と身をもって体感しました!
今回は世帯あたり30秒間のCO2排出量で実験しましたが、年間排出量や事務所や工場からの排出量で考えてみると一体炭酸水を何本飲むことになるのでしょうか...?もはや苦行です・・・
今回の実験では、CO2排出量を意識する良い機会となりました!みなさんもお子さまの自由研究もかねて体感してみてください!
※くれぐれも体調にご無理のない程度で実験ください。
(写真左から)晴れやかな顔の平野さん、藤川さん、少し表情が引きつっている西川さん |
※本記事は作成者個人の意見や感想に基づき記載しています。
※感染症対策を十分考慮した上、撮影時のみマスクを外して撮影しています。
※この記事は2022年7月時点の情報に基づき作成しております。