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ゼロカーボンに目覚めた、ルーマニアでの経験

記事公開日:2022/06/05 最終更新日:2023/09/20
Rie Taniguchi_1

こんにちは。アニメとゲームが大好きな編集部員・谷口理絵です。

アニメは「名探偵コナン」が大好きで、ゲームは「ゼルダの伝説」と「どうぶつの森」にハマっています。

あまりにもハマる性分なのでゼルダは買い控えていたんですが…
続編の発売が近いと聞いて買いました!
続編から始めるわけにはいきません。


私は、関西電力(株)ゼロカーボンソリューショングループで働いています。
ゼロカーボン社会実現に向けた他社とのアライアンス検討、新規事業開発などを担当しています。


でも、入社当時からこの仕事をしているわけではありませんでした。


Rie Taniguch_2




2014年の入社当時、私は火力発電所にいました。
3年間、発電所の現場で運転の当直や、設備の補修を経験しました。


転機になったのは、その後の異動でルーマニアの火力発電所の環境負荷低減に向けた調査事業に関わったとき 。
経産省から受託したプロジェクトで、石炭火力発電所を、「コンバインドサイクル」という高効率な発電方式にリニューアルする事業実施可能性調査を担当しました。

ルーマニアでは、石炭火力発電所の老朽化が進んでおり、EUの環境規制に適合した発電所への更新が求められていました。
加えて、EUではCO2取引価格が上昇し始めており、旧来の石炭火力発電所を運営する電力会社にとって、経営面からも火力発電所の環境負荷低減が深刻な課題でした。


私たちが検討したのは、環境負荷の少ない発電方式に転換し、CO2取引価格の影響を抑制する環境面・経済面で事業が成立する提案。
経済・財務分析や電気設備の技術検討、最終のレポート作成まで担当しました。
英語ができないので、気合いで何とかしました(笑)


カーボンプライシングといったゼロカーボン化に向けた政策は、事業者に低炭素化投資のインセンティブを高めるとともに、再エネをはじめとするゼロカーボン技術への投資の財源になります。

ルーマニアでの経験は、私に「世界はゼロカーボンに向かっている。
日本でもお客さまと一緒になって電力会社が挑戦すれば国益にも適う」と直感させてくれました。



谷口さん_ルーマニア_3.jpg


その後、社内公募で「ゼロカーボンのための部署が立ち上がる」という話を聞いて、手を上げました。

以前とは関わる人も分野も変わり勝手の分からないことも多いですが、日本でのゼロカーボンの機運が高まっていくのを間近で感じられます。


私の大好きなアニメやゲームのように、世界からも評価を受ける取り組みを実現できれば素敵だなと思っています。

もちろん、私自身もアニメやゲームと同じぐらいに熱中して向き合います(笑)


みんなでゼロカーボン進めていきましょう!

※本記事は作成者個人の意見や感想に基づき記載しています。
※感染症対策を十分考慮した上、撮影時のみマスクを外して撮影しています。
※この記事は2022年6月時点の情報に基づき作成しております。

この記事で紹介したメンバー

荒木 誠也

谷口 理絵

大阪府出身。趣味は旅行、アニメ鑑賞。ゼロカーボンソリューションに関する新サービス開発・アライアンスを担当。ゼロカーボン社会実現に向けて、お客さまニーズにマッチするサービスを開発すべく、日々奮闘中。本サイトでは、ゼロカーボン社会実現に向けた取り組みを楽しく紹介していきます。

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この記事を書いたメンバー

林 直人

林 直人

愛知県出身。趣味は読書、音楽制作、ウェブデザイン、スケボー、NPOの事業支援。大阪公立大学非常勤講師。お仕事は法人営業で、お客さまの電力契約から再エネ導入、省エネ活動、新規事業共創まで幅広く活動しています。このサイトは僕たちの「こんな記事があれば、脱炭素も面白く感じられるよね」から始まりました。仕事に、ブログに、日々奮闘する関電社員の姿をご覧ください。

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この記事の情報

ゼロカーボンに目覚めた、ルーマニアでの経験

記事公開日:2022/06/05 最終更新日:2023/09/20

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