2023年2月1日(水)~3日(金)に東京ビックサイトにて開催された脱炭素・エネルギーイノベーション総合展(ENEX2023第47回地球環境とエネルギー調和展)に行ってきました!
●脱炭素・エネルギーイノベーション総合展~GX、DXで目指す2050年目標~の開催テーマ※
わが国全体として2050年に達成しなければならないカーボンニュートラルの取り組みには、既に存在する技術とともに新たなイノベーションが不可欠です。 事業者にとって「脱炭素」の推進とは企業の新しい価値を創造するものとして、世の中様々な取り組みや技術、製品等を把握することから始めることが重要であると言えます。
今回で47回目を迎える、わが国における唯一の総合省エネルギー展「ENEX」、分散エネルギーと地域マイクログリッドの展示会「DER・Microgrid Japan」、再生可能エネルギーの導入を加速する「再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム」は、今後強く求められる新しい技術革新を含む「脱炭素・エネルギーイノベーション総合展」として、省エネと再エネの両面から2050年目標の達成に貢献します。
※ENEX2023開催結果より抜粋
脱炭素のイノベーションに何かワクワクする気持ちで、行ってまいりました!
まず、中に入ると大勢の人と多くのブースが立ち並んでいます。
既存の省エネ設備やCO2の見える化ソリューションに加えて、現在開発段階の様々なアイディアが詰まった商品などどれも気になるものばかり。
今回のお目当ては、かなり大きなブースで出展している関西電力ブース!
写真のセンスがなくて、大きさが伝わっていないですが、これより奥にも続いています。。。
関西電力ブース
その中でも、個人的になるほど!と思った3つのブースを紹介していきたいと思います。
レッツ、ゼロカーボン!!!
まずは関西電力の脱炭素ソリューションにおいて、欠かせないのがゼロカーボンパッケージです。
今回説明員を担当するのは入社2年目の金山さん。普段は関西電力のソリューションのプロモーション業務をしています。(写真右側)
どれどれ、どんなもんかと説明を受けてみました。聞き手は、これまた入社2年目の大前さん。(写真左側)ちょうど、首都圏にてゼロカーボンソリューションの提案をしているところです。
やや緊張気味のお二人 左:大前さん、右:金山さん
金山:ゼロカーボンの実現に向けた計画策定から具体策の実行に至るまでの様々なサービスをお客さまの実態に応じてカスタマイズしたソリューションを提供します。お客さまのニーズに合わせて、「減らす」「置き換える」「創る」の各々のソリューションを組み合わます。
関西電力のゼロカーボンパッケージ
大前:展示ボードにソリューションがまとまっているとわかりやすい!そういえば、脱炭素に向けた取組みのイロハ ~ゼロカーボンパッケージ~でも紹介していたように、100件のお客さまがいれば、100通りの最適な脱炭素の取組みがあるってことですね!
金山:例えば「減らす」のエネルギーマネジメントについても、どこにどのような設備があり、どのような運用をした場合どれぐらいの削減ポテンシャルがあるのかを検討したり、組み合わせはほぼ無限大です。
大前:それは言い過ぎでは・・・笑?
金山:何か問題でも??というわけで、このゼロカーボンパッケージに記載されている各々のソリューションの紹介が他のブースにあるので。気を取り直して次に行ってみましょう!
笑顔の絶えないお二人 (左:大前さん、右:金山さん)
一緒に来ていた大前さんとまさかの同期ということで、緊張することなく、マスク越しからも笑顔があふれてきそうな雰囲気で説明してもらいました!
次に向かったのは、新しくリリースしたSenasonブース。
金山:こちらが分散型エネルギーリソースAI最適制御ソリューション「Senason」です。2023年4月から順次リリース予定のソリューションなのですが、電力需要や発電量の予測に基づき、EVや蓄電池、空調設備などの複数の設備をリアルタイムに最適制御することで、コスト削減と脱炭素を実現します!
大前:今、私のお客さまにも提案しているんです!
現時点ではPVと蓄電池の制御ですが、今後EVや空調設備、生産設備等も制御できるようになっていくと益々高度な制御が求められるので、お客さまの電力需要や発電量の予測毎に最適な制御ができていくことって素敵ですね!
金山:そうなんですよ!更にリソースの制御だけじゃなく、DR(デマンドレスポンス)対応、複数拠点最適制御など幅広くどんどん拡張していく予定です。
大前:まさにせな損(そん)(SenaSon)やんねー!
熱く技術について語る二人(左:大前さん、右:金山さん)
一通り各ソリューションの説明を伺っていたら、ステージスケジュールを発見!
ステージスケジュール
時間は14時50分、5分後に当社サービス導入企業である株式会社UACJさまとのセッションがあるということで是非見なければ!と、しっかりいいポジションで撮影してきましたので、皆さまご覧ください!
UACJさま×関西電力株式会社
「世界最大級の屋根置き太陽光発電システム」UACJラヨン製造所(タイ)での実例紹介
動画はコチラをクリック
※個人撮影のため、ブレてしまっている点ご了承ください
動画を撮ることに夢中でしたが、気づけばこんなに沢山の方が・・・
UACJさまは2050年カーボンニュートラルを目指されており、サプライチェーン全体でのCO2排出量最小化に取り組まれております。
今回、ラヨン製造所(タイ)に世界最大級の18,200kWの太陽光発電を導入いただき、年間25,000,000kWhもの発電量で、年間14,000t-CO2削減が見込めるとのことで、積極的に活動されております。
また、今後は新たな省エネ施策、電化、カーボンオフセット、炭素回収技術なども検討していくということで目が離せませんね。
ちなみに、なぜ関西電力に採用を決めたかについては、動画の10:30から話されておりますので是非チェックしてみてください!
さて、気づけば1時間以上も関西電力のブースに居続けちゃっていましたので、ブースを離れようとしたその時、
海外ソリューションブースで説明する蘇さん
なんと、奇跡的にゼロカーボン板編集メンバーの蘇さんを発見しました!
海外拠点に対する、CGS(コージェネレーションシステム)や太陽光発電などのオンサイトサービスから、省エネコンサルやI-RECに関して、わかりやすく説明してくれました!
皆さんいかがだったでしょうか?
関西電力がどんな感じでゼロカーボンに向けて取組みをしているか少しでも理解いただければ幸いです。
今回は関西電力ブースだけの紹介でしたが、他の企業も沢山魅力的な取組みを紹介されておりましたので、いずれ色々紹介できたらと思っておますので、楽しみにしてください!
関西人はブロック見るとついついやってしまうやつ (左:私 真ん中:金山さん、右:大前さん)
※ 本記事は作成者個人の意見や感想に基づき記載しています。