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今できないことにぶつかって、チャレンジするのが面白い

記事公開日:2023/07/28 最終更新日:2023/10/17

2023年6月26日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が「サステナビリティ開示基準」を策定しました。この基準は、気候関連財務情報開示タスクフォース (TCFD) の提言が取り入れられており、将来的に有価証券報告書で、「Scope1」「Scope2」に加え、自社が購入した原材料やサービスなどサプライチェーン上流・下流のあらゆる排出を含む「Scope3」の情報開示が求められることとなります。

日本版の基準の詳細は、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が主体となり2025年3月末までに策定され、2026年3月期の有価証券報告書から同基準に基づく開示が要請されることが見込まれています。

そこで、今回は、温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)見える化サービスを担当されている
小西さんに、GHG見える化への挑戦を熱く語ってもらいました!!

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左:谷口 右:小西さん

谷口:まず、自己紹介をお願いします。

小西:こんにちは。関西電力(株)ソリューション本部 ゼロカーボンソリューショングループの小西です。現在、ゼロボード社が提供するGHG排出量算定・可視化クラウドサービスである「zeroboard」を当社の営業パーソンが提案する際のサポートをさせていただいております。加えて、環境関係の制度に関する勉強会の開催や問合せ対応など、お客さま企業の環境に関する取組みのサポートもさせていただいております。

谷口:プライベートについてもお聞かせ願います(笑)

小西:最近JAZZダンスを始めました。大学生の頃、ストリートダンスをやっていたんですが、本格的なダンスレッスンを受けるのは初めて。先生やレッスン仲間に教わりながら、日々、自宅で自主練に励んでいます!ダンス練習のために大型のパネルミラーも買っちゃいました(笑)

谷口:新たにダンスを始められたんですね。最近なかなか、新たに何か始めようという気になれません。(泣)

小西:始めるなら早い方が良いと思って新しいことを始めます。今、できないことにぶつかって、チャレンジすることが面白いと思っています。

谷口:素晴らしすぎます!!

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谷口:それでは、早速ですが、GHG排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」について、少し教えていただけないでしょうか?

小西:「zeroboard」は、ゼロボード社が提供するクラウドサービスで、企業が活動する際に排出するGHG排出量を算定し、簡単に開示できる機能を備えております。ゼロボード社からは、現在2,400社以上のお客さまが採用されていると伺っております。もちろん、「zeroboard」が無くとも、エクセルを活用することで、GHG排出量の算定は可能ですが、計算を間違えたり、手間がかかるといった課題があります。「zeroboard」では、生産量や使用量といった活動量を入力するだけで、自動で算定されるため、業務の効率化が図れます。また、Excel算定と比較すると、開示する際の第三者認証の取得のステップの簡素化も期待できます。

谷口:すでに2,400社を超える企業が導入されているのは予想以上でした!

小西:上場企業の場合、TCFD提言に伴うGHG排出量の開示を効率的に進めるために、「zeroboard」を活用されるイメージです。

谷口:「zeroboard」の採用は、上場企業が中心なのでしょうか?

小西:実は、中小企業も多く採用しているそうです。取引先の上場企業から商品の製造に伴うGHG排出量開示の要請を受け、必要性に迫られている企業が増えてきていると感じています。

谷口:必要に迫られると対応せざるを得ないですよね・・・

小西:ただし、必要性に迫られていなくとも、GHG排出量の開示を自社の強みとすべく、先行して取組みを進めている企業もあります。このような企業は、GHG排出量と削減計画を開示することで、企業価値を高める狙いがあります。

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 谷口:将来的に有価証券報告書で、「Scope3」を含めた開示が求められる可能性がありますが、「Scope3」における「zeroboard」の強みがあれば教えてください。

小西:「Scope3」の算定において、理想は取引先からGHG排出量に関するデータを受領することです。ただし、現実問題、全ての製品のGHG排出量を開示していただくことは困難です。そのため、環境省が公表している排出係数を活用するなどして、算定する必要がありますが、サプライチェーンを含めると多くの取引が関わってくるので、非常に複雑になり、迷うところも多くなると思います。「zeroboard」の場合、取引項目の中で、まずはどこの算定・開示を優先していくかなど、ゼロボード社の算定支援チームのフォローを受けることができます。

谷口:確かに、「Scope3」まで開示を求められても、どこからどうやって手をつければよいか、悩みますよね。GHG排出量を算定してね、って言われても、どうしよう・・・ってなる気がします。

小西:GHG排出量の算定の考え方って難しいところもありますよね。お客さまにゼロボード社と一緒にご提案させていただくこともあるのですが、その際は、お客さまの目線に立って、寄り添って対応するよう心掛けています。ゼロボード社の説明が難しいと感じたときは、私からゼロボード社に質問するなど、お客さまとゼロボード社の良き架け橋になりたいと考えています。

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谷口:最後に、小西さんのこれからの「zeroboard」への思いをお聞かせください。

小西:今後「Scope3」も含めた開示の要請も強まってきますので、まだまだ「zeroboard」の提案数を増やすことが出来ると考えております。当社の営業パーソンから「zeroboard」を提案させていただくことで、お客さまの環境取組み=経営課題として身近に感じていただき、お客さまのGHG排出量削減の早期取組みにつなげていきたいと思っています。お客さまのゼロカーボンに向けてチャレンジする取組みを全力でサポートします!

「zeroboard」の詳細はこちらをクリックしてみてください!
小西さんとゼロボード社の方の対談動画もございますので、是非ご覧ください。

※本記事は作成者個人の意見や感想に基づき記載しています。

※この記事は2023年7月時点の情報に基づき作成しております。

この記事で紹介したメンバー

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小西 理加

大阪府出身。趣味はJAZZダンスと水泳。気候変動対策の動向に関する勉強会の実施や、CO2排出量の算定・可視化サービスの紹介等を通じて、法人のお客さまの脱炭素取組みをサポートしています。お客さまの課題やニーズに寄り添い、解決に向けてお客さまの立場になって考えることは難しいことも多いですが、その分、やり甲斐も大きいと感じています!


この記事を書いたメンバー

荒木 誠也

谷口 理絵

大阪府出身。趣味は旅行、アニメ鑑賞。ゼロカーボンソリューションに関する新サービス開発・アライアンスを担当。ゼロカーボン社会実現に向けて、お客さまニーズにマッチするサービスを開発すべく、日々奮闘中。本サイトでは、ゼロカーボン社会実現に向けた取り組みを楽しく紹介していきます。

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